ぶどうの収穫しました

「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝です」

これは、聖書の中でイエス様が信仰について語られたときの言葉です。わたしたちは皆、神によって作られイエス様と繋がり愛と命を受けて育っているという意味があるそうです。

みこころ病院にも、立派なぶどうの木が植えられています。患者さんの御家族から譲って頂いた小さな鉢植えだったそうなのですが、8年ほど経ったいまは、お庭のフェンスを覆うほどに大きく枝を広げています。そして、今年も美味しそうな実をどっさりとつけてくれました。

そんなぶどうの木に、患者様が今年初めてはさみを入れました。

リハビリスタッフのお手伝いのもと、特別綺麗に色づいたぶどうを選び、枝を切り離します。ずっしりとした実を手にされた時の楽しそうな表情に、職員も笑顔がこぼれます。

後日味見をしたスタッフによると、今年のぶどうは種があるものの甘く、粒も大きくしっかりしているとのことでした。ワインにするとさぞ美味しいのではないかという声もありました。

外はよく晴れて蒸し暑い風が吹いていましたが、患者さんの爽やかな笑顔に夏を忘れるような一日となりました。